【うつ状態】休職期間は延長になりました。
先日通院してきました。
前回通院時に言われた通り、休職期間が3月いっぱいまで延びました。
先生からは、
- 「うつ病ではない」
- 「出来ていることに目を向ける」
- 「死ぬことは考えるな、残された人たちは死ぬまでの傷を負う」
- 「働いている人と比べて、自分は働いていない、と感じるのは正常」
- 「復職するかどうかは自分で決める、働くようにサポートするのが医師の役目」
と言われました。
特に印象に残っているものについてです。
- 「出来ていることに目を向ける」
生活していると自分が出来ていないことばかりに目がいきます。まだ「心理的視野狭窄」(前回の記事:考えられる視野が狭くなるということ)だそうです。だからこそ「出来ていることに目を向ける」ことをしないといけないそうです。「家事」でも「育児」でも、「働いている他の人には出来ないことを今、自分はしている」と思うことも「出来ていることに目を向ける」ことになるそうなので、日々自分が出来ていることに目を向けるようにします。
- 「死ぬことは考えるな、残された人たちは死ぬまでの傷を負う」
死ぬことを考えたのは2回くらいありました。電車に乗る機会があり「このまま線路に入ってしまおうか」と考えたこと。「自分の存在価値」がわからなくなったこと。この話を先生にしました。私には幸いにも妻と子どもが居てます。残された家族はずっとしんどい思いをしていくことを想像できていませんでした。簡単なことにも目が行かず、自分のことばかり考えます。
「絶対に死ぬことを考えるな。考える時があれば残される人たちのことを考えろ」と言われました。この言葉は今後もずっと思い出す言葉になりました。
- 「復職するかどうかは自分で決める、働くようにサポートするのが医師の役目」
前回通院した際に、「今後どうやったら復職できるのか」聞きそびれたので、聞いてみました。「復職できるかどうかも医師が促すことはなく、自分が働く意欲が出てきて、働くことが可能かどうかを話しながら、状態を見ながら医師がサポートする」ということでした。
なかなか、自分から「仕事したくなってきました!復職してもいいでしょうか?」などと聞くイメージがつきません。極端な聞き方ではないにしろ、そういう意欲が湧いてくるものか、まだ見当もつきません。
休職期間が延びてしまったことに対して「安堵」している自分と、「不安」を抱えている自分がいます。
「安堵」している自分は、「もう少し休むことができる」と思っている自分です。休むことで何かしている訳ではないですし、決して「休めてラッキー」なんて思っていません。収入も無くなるわけで。
ただ、「再び仕事をしなくて良い」「3月復職だとなんだか慌ただしく月曜日から迎える必要がある」など、現実的に復職する道筋を頭の中で考えると、その道筋を自分が辿っていくことが「嫌」になっていました。
これがまだ自分の正直な気持ちなんだと思います。
「不安」になっている自分は、3月いっぱいまで休んだとして、4月から働けるかが不安です。これも現時点では当然のような気がします。
そして、休職期間が延びてしまったことをすんなり妻に言えませんでした。通院時の話も詳細にしていません。妻が聞いてきた時にやんわりと話すだけになっています。なんか、話したくないのです。
そんな私のことを想ってか、なんとなく妻は察してくれています。ガリガリ踏み込んでもきません。それが、ありがたくもあり、申し訳なくもあります。
休職や、うつ病と診断された方のブログ、復職に向けてブログに綴られている方の内容を拝見させていただいています。
自分もこうやって書いていることが自分のためでもあり、同じ状態の「誰か」に役立てば幸いです。
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